一碧湖は湖畔を森に囲まれた緑豊かな湖です。
周囲約4kmで40分ほどあれば一周できます。
Inunoieの隣に位置していますから
ワンちゃんとのお散歩に最適ですよ♪



一碧湖はおよそ10万年前の噴火でできた
ひょうたん型をした火口湖です。
かつては水田の水源として利用されていたこともあったようですが
今は名残もありません。
湖面に映る天城連山が美しく
「伊豆の瞳」
とも言われています。

普段はひっそりと静かなのですが
週末、行楽シーズンともなると一転にぎやかになります。
ボートから、岸から、釣り糸を垂らしている人も多いのですよ。
魚は
ブルーギルヘラブナブラックバスがいます。
ココのブルーギルは昭和41年に放流されたものです。
昭和35年に当時皇太子だった天皇陛下が訪米した時に贈られた
北米五大湖原産だそうです。

ちなみに主人はフライフィッシングでブラックバスを釣ります。
フライ好きな人にはオススメの湖です。
もちろんルアー釣りも盛んですよ。



一碧湖の赤牛伝説


その昔、伊東の一碧湖の主は、年をとった赤牛だといわれていました。
赤牛はときどき湖から出て来て、娘や竜に化けて里人をたぶらかすわるさをしました。

 あるとき、里の与一という若者が、山仕事をおえ、
夕焼け空を映した湖のほとりをとおりかかると、美しい娘が立っていました。
仕事の疲れも忘れて、与一はつかつかと娘のそばに寄っていきました。
すると娘は、湖に腰までつかり、ものもいわずに手招きをしました。
知らず知らずのうちに与一は娘を追って、深みにはまりあえなく命を捨ててしまいました。
 
また、あるとき、平太という百姓が、仕事のあい間をみて湖に釣りに出かけました。
岸辺から糸を垂らして、魚のかかるのを待っていたのだが、
どうしたわけかきょうは、小ぶな一匹も釣れません。
つい、うとうとと竿を持ったまま眠ってしまいました。
どれほどの時を眠ったでしょうか、竿の手ごたえにふと目をさました平太が、
湖の中をのぞくとチカチカ光るものが糸を引いていました。
力にまかせて糸をたぐるのだが、どうしても魚は上がって来ない。
せっかくの魚を逃しては惜しいと、裸になって湖の底へ潜っていきました。
そこには二つの目を光らせた竜がいたのです。
おどろきのあまり、平太は気を失ってしまいました。

宝永のころ、光栄寺の日広和尚は、里人のこうした赤牛による災難を除いてやろうと、
湖の中にある小島にでかけ、七日間にわたるお祈りをしました。
さらに、和尚はここに小さなほこらを建て、
そのとき読んだお経の本と、雨を呼ぶといわれる八大竜王を納め、おまつりしました。

それから後は、赤牛によるわざわいもなくなり、里人は安心して仕事にはげむようになりました。
また、それだけでなく、日照りが続くと里人は湖の岸辺に集まって、八大竜王に雨ごいをしました。
すると西の天城山の方から厚い雨雲がたれてきて、きっと雨を降らせてくれました。

                                                         「伊豆の民話集」より


Copyright(c)2002-2010 Pension&DogGarden Inunoie,All rights reserved.